お知らせ

英文解析がより正確に!より詳細に!
2023/03/07

enHackの英文解析をこれまでより正確に詳細に分析するために解析エンジンを変更しました。2023年3月7日以降の公開記事やParserでの英文解析はアメリカのスタンフォード大学が中心となって開発したstanzaで解析を行います。stanzaを利用することで解析部分の改善が大幅に進みました。

●主な変更点

▼品詞分析
語形変化など品詞36種を表示できるようになりました。
例えば動詞は「原形」「過去形」「動名詞または現在分詞」「過去分詞「三人称単数」「三人称単数以外」と6種を判定します。 詳細はこちら

▼係り受け(依存関係)分析
46種類の係り受け関係を判定できるようになりました。
これまで動詞は全て「文のルート」として判定されてきましたが、第2文型などのbe動詞が「つなぎ」の役割を担う場合、補語などのつながれた言葉が「文のルート」として判定されます。 詳細はこちら

▼文型表示
・第5文型や第2文型と表示できるパターンが大幅に増えました。
※示せないパターンも残っているので、今後もアップデートしていきます。
・名詞節の主語・目的語などこれまでSやOと示せなかった箇所を判定します。

▼スラッシュ
英語をフレーズ単位で理解して読み進められるように、センテンス内である程度のまとまりに、スラッシュを入れています。このスラッシュを入れる単位について、大きくは次のように変更いたしました。

・主節の開始位置と終了位置
・従属節の開始位置と終了位置
・前置詞句の開始位置と終了位置
・動詞句の開始位置と終了位置

※上記以外にも読みやすくするためにスラッシュを入れるケースがあるほか、法助動詞+動詞が続く場合にはスラッシュを入れないなど、多くの禁則処理が設定されています。